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「京都、愛宕千日詣り」に行ってきました。
毎年7月31日から8月1日にかけて愛宕神社までお参りに登っています。
山城・丹波国境の愛宕山山頂にある「愛宕神社:あたごじんじゃ」は、全国約900社の愛宕神社の総本社です。旧・称阿多古神社。通称「愛宕さん」と呼ばれ親しまれています。 |
昨年は喪中でしたのでお参りに登りませんでした。
今年は一人で登ってきました。
最近は、運動不足などで体調が少し悪く、つい最近海で体調が悪くなり病院に駆け込んだとこです。
愛宕さんは登ってみるとかなり過酷なのです。 ですのでかなり覚悟して登り始めました。
途中でしんどくなってしまったらどうしようもなくなるわけです。
不安があるからと登らなくなってしまったら次に登る自信が無くなってしまいそうでしたので頑張ってみることにしました。(いろいろ考えていたら家を出たのが夜中12時ぐらいになってしまっていました。)
しんどくなって進めそうになくなったら動けるうちにすぐに下山することを心に決めて出発しました。
いつもの持ち物は、リュックに
・スポーツドリンク 2リットル×1本 と 500ミリリットル×1本
・コンビニのおにぎり、キャンディ(飴)など。今回は追加でウイダーinゼリー。
・着替え(シャツ・タオル)、カッパ
・うちわ(僕はこれがないとバテてしまいます。)
・お札を入れる筒(お札がリュックの中でつぶれないようにします。サランラップなどの芯)
を担いでいきます。
子供たちは3歳までに担いで登りましたので一人で登れるようになるまで連れて行かないようにしています。
夜中なので寝てしまったり歩かなくなってしまったらもう担いで登ったり下りたりする自信がありません。
今回は何とかお参りでき無事下山することが出来ました。
今回は初めてバイクで出発しました。
いつもは車で二の鳥居の近くの駐車場まで行っていましたが、駐車場に入れるまでに長い時間並ぶことがありましたので、今回はバイクで行きました。
バイクの駐車場は清滝トンネルの手前なのです。この日のトンネルは車専用になっているのでトンネル分の山道を歩いて登らないといけません。
「試峠(こころみとうげ)」といいまして、「愛宕山」に登れるかどうかを試みる峠らしいです。
バイクの駐車場から二の鳥居までは20~30分ぐらいかかりました。
二の鳥居を出発したのは1時過ぎでした。
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山道は、千日参りの期間は電球で明かりを点けてくださっているのでライトなしで登ることが出来ます。
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山道には「1/40」「2/40」・・・と看板をたてて下さっているので、今どの辺か分かるようになっています。
経験上「12/40」を過ぎるまではかなり過酷です。ここを過ぎると少し緩やかというか歩きやすくなるような気がします。(階段状の間隔が歩きやすくなったり、平坦な道になったりします。)
案の定、何度か引き返そうと思いました。そのたびにうちわで扇いで体を冷やしました。水分も取りました。
この日は3回も担架で担がれて下山されている方とすれ違いました。救急車の音が山に響いていました。
「おのぼりやす」と声を掛けてもらうと、苦しいながら「おくだりやす」と伝えられれば少し元気が出てきます。
「頑張って」と「お疲れ様」という感じでしょうか。とてもいい感じの山の習慣ですね。
時々すごく心地よい風が吹きます。夜に登るようになったのも日中の暑さでバテてしまうのを防ぐためです。
頂上の手前ぐらいでは10歩進んで休むを繰り返していました。
次の広場で休もうとかあそこの角まで行って休もうとか思わない方がいいです。しんどくなる前に横に避けてすぐ休むがいいです。 水分も歩きながらでも補給するがいいです。
(前に頑張りすぎて過呼吸のようになったことがあり辛かったのを覚えています。)
山頂の「愛宕神社」では灯篭の明かりがとてもいい感じです。
神社に着いたのが4時ごろだったのでお祭りや夜店はありませんでした。
すでに片付けに入られていました。でもまだまだたくさんの人が登ってこられます。
ここまで3時間ぐらいかかりました。お札を購入してすぐに下山を始めました。
おにぎりを食べようと階段に座った途端、左足のふくらはぎが強烈につりました。
かなりの時間つりっぱなしで立ち上がれませんでした。が、しばらくすると治まってくれました。
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帰りはだんだんと夜が明けてきました。
夜中、山から見える町の明かりはとても綺麗でした。
携帯のカメラでは夜景を綺麗に撮れなかったので朝に撮りましたがそれでも綺麗でした。
ふと見るとこんな看板がありました。
今年は前厄の年なので我が家にはとてもありがたい言葉です。
帰りはすいすい下りられます。登る時の不安が一気に解消したのでしょうか。
1時間半強ぐらいで降りることが出来ました。
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午前6時10分、今年も無事にお参りすることが出来ました。
いつもはここで終わりなのですが今回はバイクで来ているのでバイクが待ってる駐車場までは、まだ「試峠」が残っています。
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帰りの「試峠」は辛かったです。山頂と違って気温が上がったのと足の内もも付近の筋肉が悲鳴を上げていました。
さっそく古いお札と取り換えさせていただきました。
今年もよろしくお願いします。
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