2012年08月のバックナンバー

千日詣り in 2012 京都愛宕山

2012/08/01(水)

「京都、愛宕千日詣り」に行ってきました。
毎年7月31日から8月1日にかけて愛宕神社までお参りに登っています。

山城・丹波国境の愛宕山山頂にある「愛宕神社:あたごじんじゃ」は、全国約900社の愛宕神社の総本社です。旧・称阿多古神社。通称「愛宕さん」と呼ばれ親しまれています。
大宝年間(701-704)に、修験道の祖・役小角と、白山の開祖・泰澄によって創建され、天応元年(781)慶俊僧都によって中興され、和気清麻呂に愛宕山に「愛宕大権現」を祀る白雲寺を建立したと伝わります。
本殿に「伊弉冉尊:いざなみのみこと」、「埴山姫神:はにやすひめのかみ」、「天熊人命:あめのくまひとのみこと」、「稚産霊神:わくむすひのかみ」、「豊受姫命:とようけひめのみこと」を祀ります。
比叡山と共に信仰を集め「火伏せ・防火」に霊験のある神社として知られ、3歳までに参拝すると一生火事に遭わないと伝わります。京都では火を扱うところには必ずといっていいほど「火廼要慎:ひのようじん」のお札が張られています。

「千日詣り:せんにちまいり」は、この日に参拝すると千日分の火伏・防火の御利益が得られるといわれて、江戸期以降から続く京都の夏の風物となっています。正式名称は「千日通夜祭:せんにちつうやさい」。
「今日愛宕に詣ずれば平日の千度に充たるといふて詣人群をなす。是を千日詣といふ。夏日炎暑を避んが為昨夜より登山するもの多し」と伝わります7月31日午後9時から翌日午前2時にかけて「鎮火神事」が執り行われます。31日「夕御饌祭:ゆうみけさい」では、山伏による護摩焚き神事が行なわれます。8月1日午前2時には「朝御饌祭:あさみけさい」が行なわれ、人長の舞奉奏、鎮火神事が執り行われます。

昨年は喪中でしたのでお参りに登りませんでした。
今年は一人で登ってきました。

最近は、運動不足などで体調が少し悪く、つい最近海で体調が悪くなり病院に駆け込んだとこです。
愛宕さんは登ってみるとかなり過酷なのです。 ですのでかなり覚悟して登り始めました。
途中でしんどくなってしまったらどうしようもなくなるわけです。
不安があるからと登らなくなってしまったら次に登る自信が無くなってしまいそうでしたので頑張ってみることにしました。(いろいろ考えていたら家を出たのが夜中12時ぐらいになってしまっていました。)
しんどくなって進めそうになくなったら動けるうちにすぐに下山することを心に決めて出発しました。

いつもの持ち物は、リュックに
・スポーツドリンク 2リットル×1本 と 500ミリリットル×1本
・コンビニのおにぎり、キャンディ(飴)など。今回は追加でウイダーinゼリー。
・着替え(シャツ・タオル)、カッパ
・うちわ(僕はこれがないとバテてしまいます。)
・お札を入れる筒(お札がリュックの中でつぶれないようにします。サランラップなどの芯) 
を担いでいきます。

子供たちは3歳までに担いで登りましたので一人で登れるようになるまで連れて行かないようにしています。
夜中なので寝てしまったり歩かなくなってしまったらもう担いで登ったり下りたりする自信がありません。

今回は何とかお参りでき無事下山することが出来ました。



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